[Sculpture of Time(La'cryma Christi)] ラクリマシリーズ。今日はこのアルバムのリマスター版を聴きました。 このアルバムについて書くの何回目なんだ笑 さすがに感想もまとまってきた気がします。 ヨーロッパ風の幻想的な雰囲気が表現されていた前作とは、またちょっと違った雰囲気のアルバム。アジアやアフリカの、自然と人工物の入り混じった土着文化的な世界観。土の香りがしてきそうな。 民俗音楽っぽい、ってわけじゃないんです。あくまでロックという表現手段を使って、そういう世界を作り上げているところがまた良い。なんて表現力豊かな楽器と歌だろう。 それでいて、根っこにあるのはLa'cryma Christiの独特な雰囲気。こんなイメージを持っているバンドは他に無いし、それをこういう風に演奏で表現できるバンドも他に無いと思う。ヴィジュアル系ならではの、美しく幻想的だったり、黒くてダークだったりな世界とは全然違うので、好みは分かれそう。 リマスターは、今回もロックな、バンドの音ひとつひとつを強めたようなマスタリング。音の厚みが増して、さらに音がはっきり聴こえるようになったおかげで、その向こう側が見えてきそうな感じ…霧の向こう側とか、異国の路地裏とか、奥深いところ。今まで見えなかったところに潜り込んで行けそうな感じ… 音は前よりヘヴィなんだけどね。前も絵としては綺麗だったけど、リマスター版は裏側が見えてきそうな感じ…? 臨場感があって、別の世界に入り込めそうな雰囲気が強まった気がします。 Amazonのレビューにもリマスターについてのレビューがあったので、これから聴いてみようという人は参考にしてみるといいかもしれないです!
by natsuki1224
| 2011-03-06 01:35
| La'cryma Christi
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